クレヨンとプラスチック色鉛筆

公開日: 2016年7月6日水曜日

  前回のブログで書いたように、今回は子どもにクレヨンとプラスチック色鉛筆(本科では「クーピー」を使用)の違いについて尋ねました。

 最初に発表した子は「クレヨンは上手に描く時にはみ出る」と言いました。授業者が「上手にってどういうこと」と尋ねると、「塗り絵とかははみ出したくないんですよ」との返答。確かにそうです。
 こんな風に自分の経験をもとに次々に発表する子どもたち。まとめると次のようになりました。
 
 ※クレヨン⇒クレ ※プラスチック色鉛筆⇒プラ

①上手に描く(塗り絵とか)時 クレ⇒はみ出る プラ⇒はみ出ない
②描きやすさ クレ⇒描きにくい プラ⇒描きやすい
③幅 クレ⇒太い プラ⇒細い
④手 クレ⇒付く プラ⇒あんまり付かない
⑤つるっとした紙 クレ⇒手に付くし、紙にも付く プラ⇒あんまり付かない
⑥折れやすさ クレ⇒折れにくい プラ⇒折れやすい
⑦持ちやすさ クレ⇒持ちやすい プラ⇒持ちにくい
⑧目 クレ⇒刺さり難い プラ⇒刺さり易い
⑨カス クレ⇒いっぱい出る プラ⇒あんまり出てこない
⑩使える時間(長持ちするか)クレ⇒あんまり長く使えない プラ⇒長く使える
⑪消し易さ クレ⇒消し難い プラ⇒消し易い
⑫皮 クレ⇒皮をむく時、爪に入る プラ⇒皮はない

 子どもの発言を見ると、表現に関する気付き(①②⑤⑪)よりも、形状等に関する気付き(①②⑤⑪以外)が多いです。もちろん形状等が異なるからこそ表現が異なるのですが、このような違いを意識しながら発表させれば、自分の表現に合った画材を選べるようになると思います。
 また、表現に関する気付きは「個人の経験」がもとになります。よって経験がなければ気付きは出ません。また、経験があっても「個人の経験」がもとになっていますので意見に違いは出るはずです。そういったところを授業者が意識して授業づくりを進めれば、さらに学びも深まると思います。

 ちなみに、以前ご紹介したアートポートフォリオを改良しました。
 作品を紐で釣り、降ろせるようにしました。これで子どもが自分の作品を取り出したい時にいつでも取り出せる・・・と思うのですが、まだちょっと降ろすのに時間がかかります。改良します。《本山》
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