造形遊びと野生の思考

公開日: 2017年7月31日月曜日

 上智大学の奈須正裕先生は,著書「教科の本質から迫るコンピテンシーベイスの授業づくり」において,
  図画工作科の「材料を基に造形遊びをする」では,あらかじめの意図や計画ではなく,材料との間にその都度生じる多分に偶発的な出会いと,その子どもによる闊達自在な必然化や選択の絶えざる繰り返しにより,美的な創造の営みが展開されていく。そこでは,本来異なるカテゴリーに属するもの同士を独自な視点や理路により大胆に「つなげる」「見立てる」「たとえる」といった思考の様式,かつてレビィ=ストロースが「野生の思考」と呼んだものが豊かに作動している
 と述べられています。
 
  レビィ=ストロースはフランスの民俗学者で,その方の著書に「野生の思考」があります。レビィ=ストロースを研究されている中沢新一さんの本を読むと,「野生の思考」は「未開人」の思考と書かれています。現代における近代的な思考と違った思考です。中沢氏新一さんは,「100分で名著:野生の思考」の中で,このようにも書かれています。
  「野生の思考」は,いわゆる「未開人」と呼ばれた人たちの思考について書かれた本でありながら,まさにいま私たちが生きている時代についての本でもあります。コンピューターとそのネットワークがつくりだそうとしている世界の本質を,いちばん深いところでとらえようとしている本でもあります。なぜならその本は人類の思考能力を,根本で考えなそうとしているからです。
 「野生の思考」という本にひめられた起爆力が全面開花するのは,ほんとうはこれからなのではないかと私は思っています。
  
 いろいろな著書やインターネットで調べていくと,「野生の思考」について研究や紹介がされています。
 造形遊びと野生の思考がつながっていくことで,「造形遊び」による思考力の育成が言えそうです。
 
  
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