「聴く」-「語る」関係づくり

公開日: 2017年12月27日水曜日

 来る,平成30年2月9日(金)に,熊大附属小の研究発表会を行います。そこでは,各教科・各学級で「豊かな対話」を通して,課題解決に向かい,自分自身の考えを広げ深めていく子どもたちの姿をお見せできることと思います。
 そのために,日頃から本校が大事にしていることの一つが,「聴く」-「語る」の関係づくりです。自分の意見や考えを述べることだけでは,独りよがりで偏ったままの考えになりかねません。他者の考えをしっかりと聴き,受け入れることで,自分の考えを更新したり強固なものにしたりしていくことができます。
  私は,図画工作科を担当していますが,週に1・2時間の図画工作科の授業の中だけでなく,各教科でも豊かな対話を求めながら授業を実践しているところです。
 「附属小の子どもたちは,全員がすぐに自分の考えを発表できる。」と思われるかもしれませんが,附属小と言えどもそうとは言えません。発言や発表が苦手であったり積極的にはしなかったりもあるのです。そのような子どもたちにも,しっかりと自分の考えや意見を言えるような手立てをうった授業を各教科・各学級で行っています。


国語:物語を読んで本を紹介しよう
紹介文を媒介して
図工:「ビー玉の大冒険」
作品を鑑賞し合う
総合:小集団で相互に発表・質問・感想を述べ合う
社会:班でジグソー型で説明し聴き合う
 
私の学級は4年生ですが,どの授業の際にも,できるだけ発表する・考えを検討し合う・調べたことを伝え合うような場を設定することで,「聴く」-「語る」関係を築いていくことを心がけてきました。
(平成30年2月9日 研究発表会に,是非,お越しください。申し込みはHPからも可能)
                                                                             <毎床 栄一郎>
 
 
  
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